読書記録:2025年東京不動産大暴落
不労所得が欲しいな~と思っている方は多いと思いますが、僕もそのうちの一人です。
別に、あの有名るろうにのごとく「働きたくないでござる!」と思っているのではなく、お金を気にする生活から解放されたいのです。。。
そこで不労所得といえば、不動産投資!デべで働く友達に話を色々と聞いたものの、「今はやめとけ」と言われて理由を聞いても「高いから。以上」で終わってしまったので、自分で調べるしかないと思い立ち、標題の本を買って読んでみました。
筆者の榊さんは「住宅ジャーナリスト」(そんな職業あるんでしたっけ?笑)をされていて、個人向けにセミナーや記事の執筆を生業としている方らしく、前提知識なしでも読める平易な内容でした。
概要
以下の3点が東京の不動産大暴落の主な論拠となっていました。
①日本における不動産価格は金利環境や相続税対策などを背景とする局地バブルの状態
②金利が今後上昇に転ずる
③日本の世帯数は2020年には減少に転ずる
④その他(オリンピック終了など)
いずれも(②の時間軸はともかく)前提としては正しいとは思いますが、そもそもタイトルと内容が微妙にずれているのが気になりました。
何かというと、「東京」不動産大暴落とうたいつつ、地方では~といった話がところどころありますし、これは話の展開として言及しているだけかもしれませんが、③に関しては論外で、東京都の世帯数は増加する見込みとなっているはずです。
あと②に関連してところでは、暴落のきっかけを語る章で「2018年黒田日銀総裁の退任」という項目を書いていたのは笑いました、、、
感想
失礼ながら、J-REITの説明もよくわかってなさそう雰囲気が隠せてないし、個人の素人不動産投資家向けに色々と煽り記事を書いている方なのかな?というのが正直な感想です。
ただ不動産に長く携わっていらっしゃることもあり、「不動産は立地が9割、富裕層が住んでいる・所有しているエリアは下がりにくい」という明快な説明には納得感がありました。
記事を書こうとしていると、こんなツイートを発見しました。本を買う前にもう少し調べればよかった・・・
<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">榊さんってよく記事で見るけど、仲介でもデベロッパーでも管理の人でもないけど、不動産のプロなんだろうかな?</p>— NKPMとイッパイアッテナ (@KPtan2) <a href="https://twitter.com/KPtan2/status/762201528253808640?ref_src=twsrc%5Etfw">August 7, 2016</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
それではまた